有限会社中村酒造場 創業明治21年（1888年） ６代目 杜氏 中村慎弥 1986年1月15日生 東京農業大学醸造科学科を卒業した後、山形県の日本酒蔵で2年間製造の研修、その後大阪の地場問屋で2年間流通の現場や実状を学ぶ。蔵に戻り6年、2017年度の仕込みから杜氏として製造を行う。 焼酎蔵元の次男として生まれ、幼少期から『蔵を継ぐ』という意識はまったく頭になかったが、高校三年の夏、尊敬していた祖父に影響を受け蔵を継ぐ決意をする。 蔵に戻ってからは、『最後の阿多杜氏』である上堂薗孝蔵氏から直々に焼酎造りの本質を学び、全国でも数蔵しか行っていない伝統製法の更に先の、難しい製法にもチャレンジしている。