ピープル

永山愛樹

永山愛樹

「橋の下世界音楽祭」創始者

(ながやま よしき)

1976年、愛知県豊田市生まれ。
バンド「TURTLE ISLAND」を率い、アジアの民俗音楽やパンクスピリットを融合させた音楽で国内外を巡る。2011年の東日本大震災をきっかけに、「自分たちの根っこを見つめ直す祭りをやりたい」との思いから、地元・豊田の河川敷で「橋の下世界音楽祭」を仲間たちと立ち上げた。

2012年に入場無料・投げ銭制・太陽光発電のみとして始まったこの祭りは、「支援ではなく、自分たちの手でつくる祝祭」として全国的に話題になっていく。国内外アーティスト150組を超える参加する規模になっていき、有料チケット制となった現在も多くの来場者を集めている。ステージだけでなく、出店者や観客を含めたすべての人が「祭りの共創者」として関わり、雨の日にはアコースティックで続行する。そんな柔らかくも強靭な場づくりを実践してきた。

「橋の下」は練習場であり、焚き火を囲むように人が集い、音を鳴らしてきた原点。その場所から、「今の時代の、今の仲間たちによる新しい祭り」を立ち上げ、「誰もが自分の土地で自分たちの祭りをつくれる」という思想を伝えている。

現在は「橋ノ下舎」「橋ノ下農楽園」を拠点に、音楽と農を往復しながら「祝うように生きる」ことをテーマに活動。
『祭り学』では、現代のまつりを創造する力についてレクチャーする。