
秩父夜祭の担い手
(はせがわ・もとひろ)
埼玉県秩父市在住。酒販店勤務。
生まれも育ちも秩父。冬の「秩父夜祭」と夏の「川瀬祭」、同じ秩父神社の祭礼に二基の山車を擁する〈本町〉町会に所属し、祭事部や青年部、太鼓連、保存会など多くの役を兼務する。
世帯数わずか百軒ほどの小さな町で、ひとりが複数の役を担いながら、互いに支え合う仕組みが生きているという。「お祭りなんだから、みんなが笑顔で楽しくなることが一番」という信条のもと、伝統文化の継承と地域の結束に尽力。近年は地元幼稚園で秩父屋台囃子の指導を行うなど、次世代への文化伝承にも力を注ぐ。
300年を超えて受け継がれユネスコ無形文化遺産にも登録された秩父夜祭を支える「現場の知恵」を持つ担い手である。