「いいなと思うサービスは、よく“観察”している人が作っている」
昨秋の創業スクールの打合せの席で、ゲスト講師の方が言っていたことを、今も時折思い出す。思い付きやトレンドで始めた“由来なき事業”ではなく、世の中のことや身の回りのことをじっくり観察した結果生み出した“自分色”が明確な事業アイデアに、ぼく自身も心惹かれるからでしょう。
それは、なぜか?
この創業スクールでは、そこを考えるところから始めます。なぜ、それをやりたいのか。大切なのは、世の中のことや身の回りのことだけではなく“自分のこと”をじっくり観察するということ。
繰り返される自問自答、思い返される原体験や原風景。苦かった経験、楽しかった体験の中にある、あなたならではの視点とポジション。それこそがハッキリした「自分色」を出すために必要なことだと思います。まだそこがモヤモヤとしているならば、このプログラムを通して、仲間とともにその輪郭をなぞってみませんか?
小手先の便利さや世間的なトレンドといった点だけで思いついたアイデアだけでは、事業として継続することが難しい。であれば、愛と情熱を注ぎこめることを自分の仕事にする。その一歩になれば、とても嬉しく思います。
3年目となるベーシックコースは、どんな出会いと喜びがあるのか。ぼく自身も毎回シゲキとヒントをもらっている場なので、とても楽しみです。