Introduction
・WE WORK HEREプロジェクトについて
・文化人類学的な話から「働く」と「生きる」を考えていきます
働くために生きるのか、生きるために働くのか
こんな経験が思い当たりませんか?
大学3年生になると勉学よりも就活が頭によぎり、リクルートスーツを買って説明会、面接と時間と労力を割く。自分は一体どう生きたいんだろうと考えながらも、会社の規模や名声、周りからの評価を気にして本当にやりたいことなのかはちょっとごまかして前に進む。それでハッピーなら別にいいのですが、ちょっと働いてみて、やっぱりなにか違うぞ?でもやりたいことってなんだろう、どう生きたいんだっけ?と疑問がよぎったりもする。ほんとは会社員であろうと起業した人であろうとビジネスはクリエイティブであるはずなのに、クリエイティブのかけらもない日々(だと思ってしまっている)。さてどうしますか?さてこれからどうしたらいいのでしょうか?そもそも「働く」ってなんでしょうか?
東京の青山と中目黒にあるシェアオフィス「みどり荘」には、一目見ただけではどんな仕事をしているのか分からない、 今までの仕事観や働き方観ではなかなか捉えられない人たちが世界中から集まります。彼らは一体どのように仕事をして生活しているのでしょうか?そして、彼らは働くことをどのように自身の中で位置づけて生きているのでしょうか?そこで私たちは、仕事のこと、お金のこと、生活のこと、生き方のこと、彼らのワークスタイルとライフスタイルを観察することで、これからの働くことに対するヒントが見えてくるのではないかと考え、彼らにインタビューを行い一冊の本にまとめる『We Work Hereプロジェクト』を始めました。
この活動を通じて私たちは「これからの働く」ということへの示唆がたくさん見えてきました。そのようなヒントを皆さんと一緒に共有したいと思い、プロジェクトの一つとして、講義をすることにしました。
講義では、「働く」ということをそれぞれに再定義してもらい、それを踏まえた上での新しい行動の一歩を作りたいと思います。聞くだけでなく、受講の皆さんに実際に身近な人にインタビューをしダイジェストを作成してもらい、『We Work Hereプロジェクト』のページにアーカイブとして残していきます。講義とインタビューを通じて、今働いていることへの更なる原動力になったり、新しい働くを追求したりと何か皆さんの次の一歩へのきっかけになるといいなと考えています。
* 第4回の開始までに、憧れよりは身近な人に対してインタビューを行いダイジェストにまとめていただきます!
第1回
・WE WORK HEREプロジェクトについて
・文化人類学的な話から「働く」と「生きる」を考えていきます
第2回
2回から4回は、We Work Hereの本の章立てのような流れで取材したゲストが来てセッションを行います。
2回目は、木下明さんをゲストにお招きし「会社員を経験したのち、自ら事業を切り開いている人」にフォーカスを当てていきます。
第3回
2回から4回は、We Work Hereの本の章立てのような流れで取材したゲストが来てセッションを行います。
2回目は、コーヒーショップオーナーの吉田恒さんをゲストにお招きし「やりたいことを仕事に変える」というテーマで探ります。
第4回
2回から4回は、We Work Hereの本の章立てのような流れで取材したゲストが来てセッションを行います。
4回目はウェブデザイナー、プログラマーの白石洋太さんをゲストにお招きし、「仕事と自分の関係性」というテーマで探ります。
第5回
最終回となる5回目は「働くを再定義」していきます。
さて、あなたにとって「働く」とはどういうことですか?
どういう行動を新たに起こしますか?
ゲストは受講者の皆さんからのリクエストで決めます!