講義情報

心に届ける声学(こえがく)

新講義

心に届ける声学(こえがく)

言葉と声で生き抜く表現を磨く

創り伝える学部-circle創り伝える学部
心に届ける声学(こえがく)

講義について

あなたの理想を叶えるために、声を武器にする

いいアイデアや、強い思いを持っていても、それがまわりに届くかどうか。伝え方、表現力で、未来は大きく変わります。

自分のイメージをコントロールするために、体形や服装、髪型やメイクなど、外見を整える努力は、ほとんどの大人がしています。しかし「声」についてはどうでしょう。声は目に見えないこともあり、ほったらかし。長年おろそかにしてきた方も多いのではないでしょうか。

現代コミュニケーションの3大要素は、文字、声(音)、仕草(ビジュアル、接触)です。

声は、相手に与える印象を大きく左右するもの。それにもかかわらず、子どもの頃から、声について学んだことがなく、特別なトレーニングもしたことがない。多くの方が、生まれたまま素質と独学でやってきています。声についての専門的なフィードバックなど、受けたことはありません。

私もときどき、人前でのスピーチや講演を頼まれます。その録画を見る機会があったのですが、愕然。理想のイメージにはほど遠いクオリティーでした。この理想と現実のギャップには、録画していなかったらきっと一生気付かなかったかもしれません。話す内容はともかくとして、声質なのか話し方なのか、どうにも素人丸出しで、聞き取りにくいし、自信を持てるクオリティーではありませんでした。今までの「内輪だけのおしゃべり」ではなんとなく通用してきても、第3者に外に向かって舞台で発するサイズ感はまた違うのだな、特別なコツやトレーニングがいるのだな、と思い知りました。1対1と1対10では違います。1対50、1対500も違います。

思い通りに声を操れるようになれるものなら、学んでみたい。いい声で、相手の心に響くような、「ずっと聞いていたい」と感じてもらえるような声で話せたら、どんなに素晴らしいでしょう。そんな思いで、この講義を企画しました。

声と言葉に自信を持つことができれば、人前でのスピーチはもっと楽しくなる

高すぎる、小さい、早い、聞き取りにくい、説得力がない、色気がない、華がない、感情が少ない、冷たそう、など、もう少しなんとかならないかなと思うことはあります。でも、「声は生まれつきだからどうしようもない」と特に対策もせずに、やり過ごしてきました。「ラジオパーソナリティーやアナウンサーなどプロの方は、生まれつきいい声なんだ」と。もともと自分とは違うんだ、と。

もちろん、生まれつきの声質はあります。ただ、それを磨くか磨かないかで、パフォーマンスが大きく変わることが、声の達人である今回の教授たちに教わることでわかってきました。

体形もそうですよね。生まれつきの骨格は変えられませんが、トレーニングすれば引き締まった身体、走れる足腰に変えることは可能です。身長を伸ばすことは無理でも、そのスポーツ競技に合った筋力やスキルを身につけることはできるのです。

 

誰もが日々、言葉でサバイバルしている。
照れや恥ずかしさを捨て、自分の殻を破っていこう

コミュニケーションにおいて、声は思いのほか影響が大きいものです。

例えば、演技の世界は、古代ギリシャの神殿儀式から2千年以上の歴史を持ちますが、演技レッスンで始めに習うことは「表情」でも「立ち振る舞い」でもありません。「声を使いこなすこと」「効果的な声のトーンを選ぶこと」なのです。

「オセロ」を演じたイタリアの名優トマゾ・サルヴィーニも「演技とは、声だ。声がすべてだ」と後進たちへアドバイスしています。現代の俳優も同じ。何が人気を分けるかというと、外見や演技の質もありますが、いい声であることが大きく左右しているのに気づくはずです。

声は、目に見えないものだから、気づきにくい。しかし、より心の奥、本能に訴えかけます。無意識のうちに、私たちは声や話し方で相手の好き嫌いを判断しています。電話の声だけで、相手のだいたいの年齢が想像つきますし、親しみやすそうだとか、暗そう、軽そうだとか、人柄もわかります。ずっとでも聞いていたい声もあれば、キンキンと神経にさわる声もある。愛情を感じる声もあれば、冷たく突き放す声もあります。堂々とした力のある声での演説は、内容をより魅力的に伝えますし、内容が同じでも声のトーンと抑揚次第で凡庸な話にもなりえます。

ただのボイストレーニングでは終わらない
実際に発信、アウトプットしていくところまで

声を鍛えるのは、なにも歌手や声優、アナウンサーなどの「声のプロ」だけではありません。あるコンサルタントは、ボイストレーニングに通ってからクライアントの反応が変わったと言います。信頼感や説得力が増したように手応えを感じていて、実際にリピーターも増えているようです。

あなたが話し出すと、みんなが聞く耳を持つ、前のめりに聞く姿勢になる。一緒に話していて心地よい、ずっと聞いていたい、そんな声と言葉を使いこなせるようになれるとしたらワクワクしませんか。

・今の自分の「声」の印象を良くしたい

・大舞台で萎縮してしまい、声が震えたり、言葉が出てこない 

・仕事でお客様と接する際、もっと相手に届く話し方を身につけたい

・大切に思っているのに、喜びを伝えたいのに、感情表現が下手 

・「えー」「あのー」などつなぎの言葉が多く、素人っぽい

・長時間話すと声が枯れる、疲れる

・プレゼンや営業トークなど、抑揚がなく退屈される

・台本を読んでるような営業っぽい「つくってる声」で冷たそうと言われる

こんな自分の弱点を改善し、もともと持っている強みを伸ばすような、各メンバーに合ったアドバイスを、声の専門家である教授たちからもらえるような講義にしています。そして実際に、最終回までに、「自分の声を録音して聞く」を繰り返し、磨き方を身につけます。

 

トークのプロ、人気アーティストたちからも信頼が厚い、経験豊かな教授陣から的確なフィードバックを受けられます

教授たちは、MC、歌手、コメディアン… とジャンルは様々ですが、長年のキャリアにおいて声と真剣に向き合い、使い方を熟知し、現在も探求し続けている「声の達人」たちです。そして、自分自身も第一線の現場で活躍されながらも、トレーナーとしてたくさんの声に接し、それぞれの個性を生かしたアドバイスをしてこられた経験を持っています。陥りがちなパターンも改善策もわかっていますから、各人の良いところを見抜き、伸ばすきっかけを与えてくれます。

 

一生付き合っていく「自分の声」だから、いま学んでおきたい
「綺麗に正確に」を超えて、熱量を届けるために

イメージする理想の声と全然違う。自分の声の録音を聞いた時、そう感じる方が多いかもしれませんが、でもその声の特徴こそが、他の人にはないあなたの個性となります。

他の誰かになろうとするのではなく、自分本来の「声」を知り、それを磨き探求することが大切です。本来の声を身体を使って響かせることができるようになると、自信につながり、積極的に意見や表現ができるようになります。

ここはアナウンス学校ではありません。用意された原稿を「綺麗に、正確に」読むことがゴールではなく、実際のビジネスの現場では「伝わればよし」「伝わらなければ意味がない」のです。大切なのは、聞き手の心が動き、行動につながるかどうかです。「綺麗だけど、退屈」よりは、「決して上手とは言えないけど、気持ちは伝わったよ、響くものがあったよ」というところから、道は拓けていきます。そこからまた新しい関係や仕事のチャンスが生まれそうです。

あなたの声のポテンシャルを最大限にするために、一緒に学び、声をもっと楽しみませんか。

 

(第1期募集開始日:2017年7月24日)

こんな方が対象です

・例えば… 人前でスピーチする機会が多いクリエイター、ビジネスマン、先生業の方

・コミュニティでリーダーシップを発揮したい方

・将来的に、司会やファシリテーター、トークゲスト出演などにトライする方

・動画にナレーションを入れたり、YOUTUBEやポッドキャスト番組の制作活動をしているクリエイター、などなど

・殻を破り、表現力を身につけ、自分自身を成長させたい方ならどなたでも。もちろん男女両方、対象です。


講義計画

第1回

自分の声を知り、なりたい自分を発見する

普段何気なく使っている「声」。あなたは声を使ってどんなことがしたいですか?初回は、自分本来の「声」に耳を傾け、目標をイメージします。自分の体験談などテーマに基づき、自由に表現してもらいます。どんな声が自分にあった声か、自由に試してみましょう。自分の「声」に対するフィードバックを受けて、もっと堂々と見せたい、面白く笑ってもらいたい、誠実に知的に見せたい、色気を出したいなど、どんな風になりたいか目標を設定します。

※声の録音あり

第2回

「魅力的な声とは何か」を知り、その発声法をつかむ

どんな声を、人は「いい声」と感じるのでしょうか。もちろん嗜好の差はありますが、万人が「いい声だ」と感じるポイントが実はあります。ちょっとした声の差が売れ行きを左右するシビアな音楽の世界で、数々の歌手に指導してきた今井先生から、人が魅力的だと感じる声の発声法のコツを、誰にでも実践できる方法でわかりやすく教えてもらいます。腹式呼吸など専門的なことをわからなくても大丈夫。身体をゆるめて、まるで楽器のように身体全体に「声」を響かせる方法を体感します。身体全体で発声し伸びやかな「声」へ変化させていきます。

第3回

自分の殻を破り、感情が伝わるように表現する

心を動かすためには、トーク内容の良し悪しと同じくらい感情表現が肝です。台詞原稿などを使って、いろんな役柄を演じてみます。照れや恥ずかしさは不要です。感情を「声」にのせていくには、どうすればよいか。「声」の音色の音域を使って、緩急や抑揚を工夫しながら、伝える方法を学びます。音域が広がることで、ビジネスの交渉やプレゼンなど、場面に合わせた「声」選びができるようになります。自分の殻を破るべく、いろんな役柄を、自由に楽しんで演じてみましょう。

第4回

「自分の言葉」で、熱量を届け、巻き込む

誰かからの「借りモノの言葉」では、そこにはあなたの言霊が乗りません。この回では「話す内容をどのように構成するか」を考えます。一番伝えたいことは何かを探求し、自己表現をする。空気をつくり、場の温度を上げ、周りを巻き込むトーク術、ネタ選びの方法など、聞いて実践することで習得する。わかるだけではなく、やってみてできる感覚をつかむこと。自分の殻が剥がれることで、感情をのせて、相手の心に届くメッセージ、興味深いコンテンツができあがります。

第5回

心に届ける声と言葉<卒業制作の発表と講評>

この1ヶ月間講義で身につけた技術や学び、トレーニングを活かして、実際に人前で発表することに挑戦します。誰かに届けるための表現作品をつくる過程で、より客観的に自分の声と向き合うことになります。きっと第1回からの成長を実感し、以前よりも自信を持って活動できるようになることでしょう。

<発表内容>
各自が制作したフリートーク作品を発表し、それぞれにフィードバックし合います。

 

【卒業後の取り組み】
卒業後も同期コミュニティーは継続します。有志メンバーでラジオコンテンツ(対談番組)など、コラボレーションして活動できたら面白いだろうなと考えています。

あさがみちこ

教授

あさがみちこ

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ORDINARY

キュレーター

ORDINARY

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北村知子

キュレーター

北村知子

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今井マサキ

ボーカル&コーラス / ボイストレーナー

今井マサキ

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清水 宏

コメディアン / 役者

清水 宏

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スケジュール

講義名
心に届ける声学(こえがく)
日程

第1回:9月23日(土)10:30-12:30

第2回:9月30日(土)10:30-12:30

第3回:9月30日(土)13:30-15:30

第4回:10月14日(土)10:30-12:30

第5回:10月21日(土)10:30-12:30

定員
15名 ※定員になり次第締切
申込締切日
9月9日(土)
授業料
36,000円
キャンパス

表参道 COMMUNE 2ndキャンパス

 

持ち物、その他注意事項
講義中、自分の声を録音できるようなボイスレコーダー、スマートフォン等をご持参願います。
 
実際に声を出すので、なるべく動きやすい服装でお越しください。
 
飲み物など必要な方は各自ご用意ください。
 
講義内容については、受講生のバックグラウンドや興味を元に、多少変更する可能性もあります。
ハッシュタグ
#心に届ける声学

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