今、なぜ漬けるの?
みんな本当に忙しい!分かります。私も実は以前に比べるとお料理をしなくなってます。では、以前の生活に戻れるのか?と、言われると無理・無理。じゃあ、どうする?時間を上手に使うお料理をしたらいいじゃない。
「漬ける」は、世界中の先陣の知恵が詰まっています。季節に沢山収穫したものを冷蔵庫の無い時代、塩漬けやオイル漬けにして保存しました。また、肉類などは家畜の繁殖のサイクルに合わせ、塩漬けにしたのがハム・ソーセージの始まりです。
この「漬ける」智恵を私たちも大いに利用して今に活かしましょう。
調味料ブームだけど、、
ここ数年で、簡単で便利な調味料が増え今ブームでもあります。タンドリーチキンの素・ナムルの素・ピクルスの素などなど、、そ、そうなんだ。「ナムル自分で作らないんだぁ」と、軽く衝撃を受けました。
「ピクルスは市販品しか食べた事ない」という方も多いと思います。しかし、この講義で自分で作ったピクルスを食べ、美味しさにみなさん驚きます。そして、簡単に出来上がる事に感動します。
ちょっとだけ料理する時間を作って、安心で安全な物を簡単に作りましょう。
「漬ける」と美味しい!漬ける基本が分かったら応用
~毎回テーマに沿って、オリジナルレシピ制作~
漬ける元と食材の相性を理解したら、自分の好みにアレンジしたり、オリジナルレシピが作れるように毎回、塩麹やピクルスなどお持ち帰りしていただきます。
応用レシピの作り方とレシピテーマをお伝えしますので、次回発表してください。みんなで情報共有しましょう。
何を学ぶの?
毎回実習授業で体感
- 調味料の組み合わせ方や旬の野菜や肉・魚と調味料の相性を理解。
- 余計な添加物を使わない食品の美味しさを実感。
- 無農薬野菜を作っている農家さんで、農家ならではの「漬ける」を体験。
第4期は発酵食品で「漬ける」
第1・2期では、「漬ける」の基本を学びましたが、第3期は「漬ける」素を発酵食品にしました。
発酵食品は、先人が生み出した知恵の一つですが既に発酵したもので食材を漬けることによりさらに食品の旨味を引き出したりまた、別の味わいにしたりもちろん保存性を高める事もできます。身近にある発酵食品で色々なものを漬けて「時短」「ヘルシー」「安全」を実感してみて下さい。
色々な「漬ける」を探求していきましょう。
【教授TOCCO先生からのコメント】
「漬けるを楽しむ」の講義は私のライフワークの一つです。 何故ならば!私、市販の漬物が苦手なのです。 だから、絶対に美味しい物作りたい。そんな事がきっかけで「漬ける」を色々と考えました。
今まで100人以上の方に、気軽に食材を漬けられる楽しさをお伝えしていますが、毎回みなさんの反応がとても面白くって「今、みんなこんなこと考えているんだぁ」と、気づくことが沢山あります。
例えばこんな感想。 「いつも近くのスーパーで買ってきたお漬物を、添加物満載なんだろうなぁ〜と思いながらも手軽さに負けて食べていました。こんなに手軽にいろんな種類のお漬物を作れるんですねー!しかも、お店で買うより絶対美味しいし安心だと思いました。サラダにして食べる方法も絶対試してみます!」そう、漬物って購入するのが当たり前なのですよねぇ。
確かにスーパーには必ず漬物コーナー有りますし、観光地にも必ず漬物店ってありますよね。 しかし、「漬ける」って古来からある保存テクニックです。 余計な添加物を使わなくっても出来るのです。 私は、ソレをみなさんに伝えたいです。
【キュレーターからのコメント】
私たちキュレーター5人はかつて「漬けるを楽しむ」の卒業生です。
Yumiさん
講義の中で「添加物の話や○○の素なんて買わなくても調味料の組み合わせで簡単にお料理は出来る」という話や、除菌除菌と菌が悪いものみたいに騒がれてる昨今「私たち誰でも持って居る常在菌が発酵に効果をもたらす」など受講して価値観が変わりました。
便利になったけど、ちょっと工夫をすれば色んなお料理が出来る事や昔ながらの知恵を学び知ることができました。
(第4期募集開始日:2018年11月12日)