講義情報

出版社をつくろう

出版社をつくろう

みんなでつくるマイクロパブリケーション

未来を拓く学部-circle未来を拓く学部
出版社をつくろう

講義について

これからの出版社のあり方

いまや本を出版するのは出版社に限らず、出版に対する関わり方は業種業態や会社、個人という枠を超えて広がっています。媒体も紙以外にも、WEBサイトやSNS、リアルな場といったあらゆるメディアを使って、発信して、出版の状況をつくっていく。今、出版社をつくるということは、コンテンツを自分たちの手でつくるところから始まり、それをどう形にし、どう発信していくか、その全体をデザインしていくこと。自分たちが本当に「読みたい」「手元に置きたい」という本を無理なく作り続けていくには、どのような出版社をつくればいいのか。いま、出版社をつくる意味を考えると共に、これから紙の本はどのような役割を担っていくのか、本の未来についても考えてみます。

publish02

私たちは本や雑誌からたくさんのことを学んできました。新しい知識を得たり、知らない世界を教えてくれたり、時には人生を変えるような出会いまでも本は私たちに与えてくれます。その一方で、インターネットが普及した今、出版業界は激変の真っただ中にあります。出版不況と言われたりもしますが、取次店を通さずに独自に本を流通させる出版社や、オーナーが美意識をもって集めた本を販売するこだわりの本屋が出てきたり、ZINEを発行する個人も出てきています。この講義では、出版や本に関わる様々なゲストを迎えながら、これからの出版のあり方をみんなで探求していきます。

DSC09801 (1)

BOOK TRUSTの仕組みで、小さな出版社としてスタートする

「良い本を作りたい著者」と「その本を所有して読みたい人たち」を既存の出版・流通方法を通さずにつなげていく、CROWD PUBLISHINGという新たな概念のBOOK TRUSTという仕組みから本を出すことを講義のゴールにして、最終講義の出版企画発表をしてもらいます。各回のゲストスピーカーの話からの学びを基にした最終的なアウトプットを小さな出版社としてスタートを切れる発射台になります。
本や本を取り巻く周辺の状況の要素のどの部分にフォーカスをあて、本が本来持つ価値をどうアップデートしていくかを全5回で探究していきましょう。
※最終講義は、豪華ゲストを調整中です。順次公開予定。BOOK TRUST_Logo

教授から一言

新しい、出版社って必要なの?と言うほど、現在出版不況と言われています。しかし、影響力のある言葉、本、雑誌は相変わらず売れていると言う現実があります。これからの出版業は、ただたくさん売れると言うベストセラー型の出版社だけでなく、本当に良く推敲された言葉やよく考えられた文章があり、影響力のある本を少数出版する事がより大切な様に思えます。編集し、其れを、印刷を含めて、リアルなイベントやウェブやSNSを考慮して、発信して行くことは、情報世界を全体的に捉え直して、なおかつ本の意味を問うと言う事無くしてはあり得ません。

そこで敢えて、今、「出版社を作る」と言う事に興味を持ち、今までにない新しい出版の概念を構築する事と、その事業を始める人達にこの講義を布石にしたいと思います。自由大学の講義から新しい事業が生まれる事もあります。

【第1期のゲスト陣】
・藤原章次さん(藤原印刷株式会社)
・内沼晋太郎さん(NUMABOOKS代表
清田直博さん(フリーライター )
・小林圭太さん(株式会社CCCメディアハウス 取締役社長)
・水野龍哉(フリーエディター、ジャーナリスト)
・南木隆助さん(一幸庵 和菓子本出版プロジェクト
・福井盛太さん(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS,LLC(SPBS)FOUNDER / CEO)

(第2期募集開始日:2016年1月18日)

こんな方が対象です

・既存の出版流通にとらわれない出版をしたい人

・出版や編集の仕事をしながら、これからの出版のあり方について模索している方

・マイクロパブリケーションに興味がある方

・出版や本を軸に事業を起こしてみたい方

・ZINEをつくっている、あるいはつくろうとしている方


講義計画

第1回

オリジナルの出版企画とBOOK TRUST

自分で出版を始めてみるにはどのようなやり方があるだろうか。一緒に学ぶ仲間の自己紹介と事前課題で考えた出版企画を発表してもらいます。マイクロパブリッシングのNorahやTrue Portlandを編集・出版してきたキュレーターの堀江大祐さん、そしてWe work hereを編集している清田直博さんと新しい出版システムのBOOK TRUSTを絡めたディスカッションから、出版の現状からこれからの出版社のカタチを考えていきます。

第2回

雑誌全盛時代とこれからの出版

雑誌全盛の時代を駆け抜け、現在も雑誌『pen』や『FIGARO』『Newsweek』などを発行するCCCメディアハウスの社長として、雑誌、それをつくる編集者のあり方やこれからの出版について思考を巡らせている小林圭太さん。これまでの出版活動を振り返りつつ、さらに未来に向けた視点を、実際の経験や取組みを例に考えていく。テクニックだけではなく、いつの時代変わらない、出版の面白さや編集者の心構えも聞きたい。

第3回

ひとり出版社

ひとり出版社を始めた美容文藝誌「髪とアタシ」の編集長の三根真吾さんをゲストに迎え、ケーススタディーから第1回でプレゼンした自身の出版 ビジネスの企画と対比し、考えを深めていきます。

第4回

クラウドファンディングを使った出版プロジェクト

クラウドファンディングを通じて、持続可能な出版社の仕組みづくりを考えていきます。同じ価値観をもった仲間と、それに共感してくれる読者に本を届けるということを、クラウドファンディングでどのように実現するか。株式会社コルクの佐渡島庸平さんをゲストにお迎えし、黒崎輝男が聞き手として登壇。クラウドファンディングを絡めた出版社づくりを考えます。

第5回

出版社をつくろう

これまでの講義を踏まえ、自分たちがつくりたい本とその出版社企画・出版ビジネスを発表する。CROWD PUBLISHINGという新たな概念のBOOK TRUSTという仕組みを使い、小さな出版社として本を出すことを講義のゴールとします。

岩井謙介

キュレーター

岩井謙介

☞ プロフィールを見る

鈴木絵美里

キュレーター

鈴木絵美里

☞ プロフィールを見る

堀江大祐

キュレーター

堀江大祐

☞ プロフィールを見る


ゲスト

清田直博

キュレーター

清田直博

☞ プロフィールを見る

小林圭太

株式会社CCCメディアハウス取締役社長

小林圭太

☞ プロフィールを見る

三根 真吾

編集者

三根 真吾

☞ プロフィールを見る

佐渡島 庸平

株式会社コルク 代表取締役社長

佐渡島 庸平

☞ プロフィールを見る

菅付雅信

編集者

菅付雅信

☞ プロフィールを見る


スケジュール

講義名
出版社をつくろう
日程

第1回:2月26日(金)19:30-21:00

第2回:3月 4日(金)19:30-21:00

第3回:3月11日(金)19:30-21:00

第4回:3月18日(金)19:30-21:00

第5回:3月26日(土)19:30-21:00

定員
18名 ※定員になり次第締切
申込締切日
2月25日(木)
授業料
36,000円
キャンパス

表参道 COMMUNE 246キャンパス

現在申し込みを受付けておりません

次回開講日程を問い合わせる