・未来のまちづくりに興味がある人
・独立して仕事をはじめたい人
・自分の中の価値観をアップデートしたい人
創造性が発揮される場所に、都市の未来がある
あなたは100年後の未来を考えて生活をしていますか?次世代のライフスタイルを体現している街として、頻繁に雑誌などに取り上げられるようになったアメリカ、オレゴン州ポートランド。人口60万人(船橋市くらい)とアメリカで29番目の人口都市であるにも関わらず、NIKEやワイデン+ケネディ、Kinfolk Magazineなど、世界に影響力を与える企業が本拠地を構え、私たちを魅了するカルチャーが生まれ続けています。
美味しいコーヒーを飲みたいなら、自分でローストすればいい。乗りたい自転車がなければ詳しい人に聞きながら、セルフビルドすれば良い。このような“DIY精神”が原動力となっている、個人経営のお店が多いのも特徴に挙げられます。また、クオリティ・オブ・ライフという、上質な日常生活を送るライフスタイルが実現できる街として、移住者が増え、ポートランド的な価値観は新たな経済効果を生んでいます。
実際、ポートランドの街にはとても心地が良いのです。都市再生の好事例として知られるパール地区の開発は、1997年から始まった官民共同プロジェクトです。寂れてしまった倉庫街にある鉄道のターミナルビルだった歴史的建造物を、環境に配慮した建物EcoTrust Buildingとして復活。その中に建物のコンセプトにあうテナントを、企業もNPOも問わず選び入れました。そうして再生させた建物が、都市再生の象徴になるように求心力を持たせたのです。そこを中心に、25カ所のアートギャラリーや50軒のカフェやレストラン、3つのアートスクール、そしてオフィスや住居を混在させ、街全体に森のような多様な生態系が形成されていきました。
この講義では、毎回ポートランドに関わる多様な方をゲストを迎えます。都市のあり方や働き方、暮らし方などを議論し、相反する考えを乗り越え、新しい事を生み出そうとするクリエイティブな思考を持って、未来を作る姿勢を探求します。
(第4期募集開始日:2015年5月18日)
今年で3回目を迎える「CREATIVE CAMP in ポートランド」は現地のアートスクールPacific Northwest College of Art(PNCA)との提携プログラムです。随時説明会を行っております。ご興味のある方は、こちらのフォームからお申込下さい。
・未来のまちづくりに興味がある人
・独立して仕事をはじめたい人
・自分の中の価値観をアップデートしたい人
・人間関係の構築。「クリエイティブ都市の特徴(のひとつ)は多様性の受容である」というのが印象に残っている。
・ポートランドでは、いろいと人が次々に繋がっていって、会社を作ったりしていることに、とてもいいなと思いました。
第1回
なぜポートランドが注目に値するの?流行だけでは終わらない、ポートランドから学ぶべき価値観を、『TRUE PORTLAND』の編集者からお話を伺います。
第2回
ポートランド発「スタンプタウン・コーヒー」の豆を日本で唯一販売し、コーヒースタンドを営む松島大介さんをお迎えします。ポートランドの長年住んだ経験から、日本でコーヒースタンドをはじめた経緯、コーヒーを取り巻く人々の関係をお伺いします。
第3回
PDXを本拠地にするクリエイティブエイジェンシー、W+K tokyoで12年働きWidenismとともにPDX精神を取り込み、現在もその精神を持って自らクリエイティブチームを率いるブルースさんに働くの観点からWhy Portland? してみる。
第4回
90年代からバンド活動をしているアーティストが移り住み、ライブハウスをはじめ、至る所で様々が音楽が奏でられている。現在でもアナログレコードショップやカセットテープレーベルが幅を効かせ、一本筋の通った音楽シーンが存在している。ポートランド育ちで、オレゴン大学時代はラジオDJとして活躍していたゲストを迎え、アーティストを魅了する街の要因を探ってみましょう。
第5回