頭に描いたものを手先からアウトプットする基礎トレーニング
◯記憶スケッチ&伝言ゲーム(スケッチで伝えることの楽しさと難しさを体験)
◯スケッチってなんだろう?(スケッチとイラスト、漫画、アニメなどの違い)
◯スケッチワーク事例(森井ユカ教授の仕事、プライベートのスケッチを紹介)
◯基礎練習(直線、曲線、建物、人物)
自分が言いたいことを「絵」にしたい!
言葉よりわかりやすく、言葉より自由に、伝えたいことを伝えてくれる。そんな「絵」が描けるようになると、アイデアの実現はググッと現実味を帯び、停滞していたプロジェクトは前進し始めるでしょう。自分が言いたいこと、考えていることを人に伝えるときはもちろん、ブレストや打ち合わせの場で出てくる仲間たちの多様なアイデアをとりまとめるときも、「絵」はとても有効。イメージ図、ラフ、イラスト、構成図、スケッチなどその呼び方はいろいろ。何ページもある文章よりも、一枚の絵の方が饒舌に自分のアイデアを語ってくれることもあるのです。
この講義は、そうした「アイデアや考えていることを、さっとスケッチできるようになりたい」という人のためのトレーニングの場。短期集中でスケッチの基礎を知り、日々のスケッチ練習のコツをつかむために、さまざまなワークショップを用意しています。日頃「絵を描く」習慣がない人でも楽しめるよう、遊びの要素を取り入れながら進めていきます。グループワークで楽しみながら、まずは「絵を描く」ことに慣れましょう!
そもそもスケッチとは、なんなのでしょうか? そんな問いからはじまるこの講義では、単に絵を描くだけではなく、どうすれば伝わるか? といったスケッチに入る前の考え方にも触れていきます。その極めつけは“粘土”の登場。こどものことに戻ってコネコネし、立体と平面という視点から体験していきます。
頭の中の“モヤモヤ”の輪郭をはっきりするには、「上手に描く」よりも「自分らしく描く」ことが大切です。その絵を積極的に人に見せられるようになれば、しめたもの。最終講義では自分の考えていることを絵とともに説明してみてください。温めているアイデアでも、会社に提案する企画でも、身近な問題点の整理でも、あるいは遊びの挿絵でも構いません。ここで「頭にあることを絵に描いてみて、人に見せて伝える」ことができれば、日々の暮らしに仕事にと、役に立つ日はすぐそこです!
(第8期募集開始日:2019年8月19日)
第1回
◯記憶スケッチ&伝言ゲーム(スケッチで伝えることの楽しさと難しさを体験)
◯スケッチってなんだろう?(スケッチとイラスト、漫画、アニメなどの違い)
◯スケッチワーク事例(森井ユカ教授の仕事、プライベートのスケッチを紹介)
◯基礎練習(直線、曲線、建物、人物)
第2回
◯馴染みがあるけど複雑な形を思い出しながら描く
◯建物・植物・人物をパッと見てすぐに描く
◯描いたスケッチにプラスアルファ! 感情や雰囲気を伝える方法を探る
第3回
◯立体的な粘度遊びとスケッチ(普段触れているものを粘土で作り、それを描く)
第4回
◯ここまでの様子に合わせて、講義内容をアレンジします。お楽しみに!
◯最終講義の課題発表(イラストのみで図解・表現)
第5回
◯最終講義課題の発表と感想のシェア