変わり続ける世界で、変わり続けて楽しむために。
新しい本を読むこと、人と話すこと。その場面に触れることで、豊かな発見が生まれ、あなたの活動や日々の選択に自然と活かされていきます。『BOOKコミュニケーションラボ』は、本を起点に好奇心を持ち続け、多様な視点と自分の価値観を織り交ぜて、より豊かな生き方を見つけていく場です。
単に知識を得るだけではなく、ゲストの話から自分の意見をアウトプットしながら、新たな行動のきっかけをつかんでください。
毎回のテーマが、あなたの考えや活動をより深め、未知の可能性を広げてくれるはずです。読書を通じて、自分を発見する新しい旅に出てみませんか?
記念すべき第1回のテーマは「縄文文化」
縄文ブーム到来!縄文時代が再び注目されています
今、縄文時代が多くの人の関心を集めています。縄文の文化や暮らしを学びたい、知識を深めたいという声も増えてきました。今回は、新刊「変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年」(KADOKAWA)著者・今井しょうこさんをお招きし、今井さんの視点から縄文の魅力に迫ります。縄文時代について詳しくない方も、きっと面白い発見があるはずです!
縄文から現代を学ぶ – 普遍的なロマンを感じよう
縄文の人々の暮らしや価値観には、現代の私たちが学ぶべき「ロマン」があります。時代を超えて愛される知恵や視点を、日常や仕事にどう生かすことができるのか。今井氏のトークを通して、縄文の知恵がもたらす新しい気づきや、心がほっこりするような学びの時間をお楽しみください。
何歳からでも挑戦できる
今井さんは、学生結婚、出産して4人の子育てに明け暮れ、一度も就職せずに37歳になりました。キャリアなし37歳からの職探しは苦労の連続で、ハローワークでようやく紹介された仕事が「遺跡発掘作業員」でした。ヘルメットとスコップで土器の欠片とか掘る人。そこから本を2冊出版してヒットに導いていきます。メディアにも取り上げられ、「掘る女」として認知が広がっています。遅咲きで、自分の人生をはじめた今井さんに、やりたいことの見つけ方、深掘り方もお聞きします。
肩の力を抜いて、気軽に縄文の世界に触れるひとときを
ブッククラブ以上・ミニ講義のリラックスした場です。歴史が好きな方も、少しだけ興味がある方も、気軽にご参加いただけます。
参加者との対話を通じて、縄文の世界を一緒に楽しみませんか?
⚫︎キュレーター深井次郎(自由大学学長/「自分の本をつくる方法」教授)より
「あなたが人生で一番大切にしているものは何ですか?」
ちょっと重たいかもしれない、だけど大切な問いですよね。
日々の忙しさにかまけていると、自分に向き合う問いほど後回しにしがちです。同僚や友人、家族など身近な人たちとも、重たい話題は「急にどうした?」と心配されます。
ぼくもずっと、人生について話せる場所が少ないなと思っていて、本と対話し、自分の考えも感情も整理していました。それでもときどき、深い話題を他者と話せる時があると、多様な価値観にパッと目の前がひらけることもありました。新しい人との偶然の出会いが、次の展開に連れていってくれたこともありました。
本を媒介して、他者と対話する。ゲストはおりますが、このBOOKコミュニケーションラボの話し手はみなさん自身です。ゲストによってもたらされる新しい知見や生き方をインスピレーションにして、自分が大切にしたいこと、次に挑戦したいこと、新しいステージを模索する時間にしたいです。
つい後回しになりがちな「緊急じゃないけど、重要なこと」を考える。まとまらないアイデアも他者に向かってじっくり言葉にすることで、本当の気持ちを思い出したり、新しい展開が動き出すような場になるといいな。
初対面で話すのはちょっと緊張するけど、自由大学に集まる人たちは、よく学び、よく笑うGiver たちですので、少しの勇気を出してお越しください。
講義、読書会、対話、交流会… それらが混ざったような和やかな場にしましょう。
年齢も立場も捨てて、何の利害関係もありませんから、安心してフラットに語りましょうね。力を抜いて、カジュアルに語り合い、励まし合い、手を貸せることがあればつながっていく。好奇心さえあれば、いくつになっても新しい生き方は始められるはずです。
(第1期募集開始日:2024年11月7日)