自由大学の面白さは、講義を複数取ることによって自分がどんどん自由になっていくのを実感できること。 自分の人生を立ち止まって考える「GAP YEAR」をつくろうをテーマに教授やキュレーター、クリエイティブチームのメンバーがテーマに沿ったおすすめ受講ルートを公開しちゃいます!
小酒ちひろ/クリエイティブチーム
【テーマ】未知との遭遇が自分をつくる
【講義】地球と遊ぶサバイバル→旅学→乾物のある生活→伝わる文章学→ナリワイをつくる
見知らぬ土地への旅。そこから感じる共感や違和感。五感をフル活用して、自分の中での変化を感じ、それを反芻し、自分のものにしていく。そんなプロセスが自分を自由にする。そのためにはちょっとしたコツが必要だ。人々の営みの叡智に気づく。そんなアンテナを磨き、気づきをアウトプットしていくための講義。
篠田洋江/未来を歩く姿勢学教授
【テーマ】自分の身体とリズムを考える
【講義】未来を歩く姿勢学→睡眠学→朝ごはん学
自分にあった生活リズムで暮らせば、毎日が順調に快適に過ごせます。情報もやることもめいっぱいの毎日。そんな中でもできる自分なりの体とリズムの整え方を知れば、疲れにくくやりたい事ができる身体と毎日を手に入れる事ができる。特別な何かではなく、毎日当たり前のようにする食事・睡眠・そして自分の体(姿勢)を見つめ直すことで不調から解放され毎日が自由になります。
大内征/東北復興学教授、東京・日帰り登山ライフキュレーター、アイデアスケッチ・デイズキュレーター
【テーマ】自分を再生する
【講義】ランニングライフをはじめる→星空コンシェルジュ入門→東京・日帰り登山ライフ→写真道場→アイデアスケッチ・デイズ
自宅と会社の往復。努力だけでは変わらない日常。狭い世界から飛び出し、現状から何かを変えるために、いったん立ち止まって考えてみよう。自分再生の物語は、意外と身近なところから始まるものなのだ。例えば、朝はランニングして、夜は星空を見上る。休日は日帰り登山を楽しみ、都会では味わえない美しい自然を切りとる。生活のリズム、暮らしのテンポを整えて、再びデスクに向かう英気を養おう。ふとアイデアが浮かんだら、それをスケッチしてみるのもいい。ストイックなのも悪くないが、仲間と一緒に楽しみながらやれば、きっと続けていける。それが自由大学なのだ。
小出一冨/ワールド宗教学教授、ファンタスティック古事記教授
【テーマ】人類の営みを考える
【講義】ワールド宗教学→ファンタスティック古事記→筆文字の衝動→20年履ける靴に育てる
最初の2つは私が教授をつとめる講義ですが、この2つの講義は両輪の関係にあります。宗教という人類の叡智の蓄積を学び、そこで得た視点で『古事記』を学んでいくことで、あなたの見る世界は大きく変わる筈です。そして、それは日常に照射されなくていけません。筆文字の衝動では、私達をとりまく「文字」というものの力に気がつき、20年履ける靴に育てるでは靴という日常的なものを通して、美学と慈しみの心が学べます。お金では買えない価値が、ここにはあります。
中村真/神社学教授、尾道自由大学校長
【テーマ】日本人というアドバンテージを活かした楽しみ方
【講義】神社学→東京・日帰り登山ライフ→新盆栽学
日本をとことん楽しみつくすには、この3つの講義がお勧め!日本人として神社、自然を楽しむ。そこに行く途中で山登りを経験したり、そこに育つ植物に意識を向けてみると、これまで当たり前だった景色も刺激的になりますよ。
國武亜紀/自分軸をつくる占い教授
【テーマ】宇宙、世界、自分の視点を持つ
【講義】星空コンシュルジュ入門→ワールド宗教学→自分軸をつくる占い
ずっと同じ場所にいると、視点が固定化されてしまう。ひとつの視点からしか物事を見られないと、思考が不自由になり、身動きが取れなくなる。宇宙、世界、自分と視点を自由自在にフォーカスし、今の自分を見直してみるだけで、本当はあなたがどんなに自由な存在なのか、可能性あふれる存在なのかを知ることになるだろう。視点を得ることで、実際の場所を物理的に変えなくても、あなたがその場所を全く違うものに変えることができるのだ。
>>自分の人生を立ち止まって考える「GAP YEAR」をつくろう(その1)
>>GAP YEARをつくろう(その3)ーおすすめ講義の組み合わせ(その3)