こんにちは、自由大学祭実行委員の石川ぽろりです。
11/29大盛況のうちに幕を閉じた2014年自由大学祭。今年は、新キャンパスでもある表参道コミューン246での初めての開催となり、多くの方に来場していただきました。
今年の自由大学祭のテーマは「学びのセンス」。メイン会場では、「学びのセンス」のテーマに沿ったトークライブが2本行われました。その模様を簡単にレポートします。
トークライブ①「アンテナはってる?」
●トークゲスト
飯野 登起子さん(おうちパーティー学・ おいしい写真を撮ろう)
●司会
新小田裕二さん
同じ情報に触れても そこから欲しい情報を拾いあげ、新たなものを生み出せる人って何かが違う。3名のゲストには、どのようにアンテナをはっているのか、そもそもアンテナ(好奇心や軸)は何だったのか。3人の今をつくっている”ひらめき”や”直感”を探ってみました。
○そもそもアンテナって何?
「好奇心や自分軸というという言葉に置き換えられることが多いが、好奇心は、自分が欲しい情報や好きな情報を積極的に取りにいくにいくこと、自分軸は、その集めた情報をいかに取捨選択し消化していくこと、なのでは?」と新小田さん。
○どのように情報を収集、インプットをしている?
「情報に溢れている現代だからこそ、あえて情報収集はしていない。大事なのはなんでも知ることではなく、自分の中にチューニングを向ける事。だから、自分が応援したい会社や興味のあること、共感できることを仕事にしている」と跡部さんの言葉を受け、
女性目線で飯野さんは、「子供が生まれると予想できないコトだらけ、だからこそ自分軸がぶれないように常にたくさんの人と関わり、巻き込み巻き込まれるように楽しんでいます」との言葉に頷く女性もたくさん。
○自分軸ってなんですか?
自分のルーツが自分の価値観や好きなものにもの凄く影響しているのでは、とゲストの学生時代や家族について過去の話に触れていきます。「自分のルーツを探ることで、自分が何をしたくてここにいるのかが見えてくるし、なぜここにいるのか分かっていた方が、仲間とも同じベクトルを合わせやすい」と跡部さん。
中でもバラッツさんは、学生時代をインドやスイスで過ごした経験がとても大きいという。「自分たちのものを自分たちの手を加えること、当たり前のものにも自分のクリエイティブをちょっと足すことをを大切にしている」というバラッツさん。仕事だけではなく、全ての日常において何か自分なりのクリエイティブを足すことがバラッツさんの軸でもあるようです。
最後に女性へ向けて飯野さんから「結婚、出産、子育てと大変なコトがあっても”与力”があれば楽しめる。”よりょく”とは余っている力(=余力)ではなく与える力(=”与力”)のこと。みんなを巻き込んでいく事を大切に楽しもう」と力強いメッセージでトークライブは終了しました。
アンテナの張り方に正解も不正解もないけれど、常に好奇心を持って、ぶれない軸を見つける事で、広がる世界や出会える仲間が増えていくのかもしれません。自分はきちんとアンテナを張れているだろうか、そんな思いを馳せるトークライブでした。